

無題ドキュメント
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| おロシアカメラ |
| 2008年8月24日 17時12分 |
我が家には、なぜかしら一台の「ロシアカメラ」がある。

どういう経緯で我が家に来たのか今となってはわからないが、確か、私が生まれたのと同じ年に鉄のカーテンの向こう側で作られたという「ゾルキー4」というライカのコピーカメラである。
以前は、このカメラを出してきてはよく写真を撮ったものだが、「易きに流れる人間の性」というか「面倒くさがりの性格」の為か、露出計なしという使い勝手の悪さからか、最近では殆ど保管箱の肥やしと化していた。
久々に取り出してみると、これはこれでなかなか良いではないか。
50mm F2.0のジュピターレンズの描写はさほど悪いものではなかったし、カメラの質感も「電子機器」と化した最近のカメラに比べれば、高級感はいざ知らずとも凝縮感がある。

取扱説明書が訳のわからないキリル文字で書いてあろうが、その取り扱いは直感的で、説明書を理解せずともわかるシンプルさがある。

外観は市場に媚びたデザインを採用するわけで無く、「見た目が嫌でもこれしかないもんねぇ!!」という、いかにも消費者に挑戦状を突きつけるかのような無骨さがほほえましい。
確か、ハリソン・フォード主演の「K-19」の中で小道具として使われたと記憶しているが、これほど、軍服というか軍装品の中においても違和感の無い耐久消費財も珍しい。
これも、バイクで言うところの「ウラルサイドカー」のように、第二次大戦に勝って分捕った設備機械をそのままにコピー品を作り始めた「おロシア産」に共通する特徴だろう・・・。

今やカメラはキレイに撮れて当たり前の時代。
女性のアップなどは毛穴の奥の奥まで描写してしまう解像度で、コンデジであっても下手な中版カメラを越えているといっても良い。
だからこそ、時代のアンチテーゼではないが、こんな「おロシアカメラ」で遊んで見るのも良いかもしれない。。。
そうだ!!今度頼まれた結婚式の写真をこのカメラで撮ってみるか・・・ん???・・・ダメ・・・そうですよねぇ・・・

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